サウジアラビア、ジュベールにある石油化学プラント
公開時間:2026-04-09 閲覧数:336
プロジェクトの背景
この石油化学プラントの当初の廃水処理システムは、設計処理能力が1日あたり10,000立方メートルでした。しかし、処理能力の拡張に伴い、流入流量と汚染物質負荷の両方が設計値を上回りました。廃水には、ベンゼン系化合物やフェノール類などの難分解性有機化合物が高濃度で含まれていました。従来の活性汚泥法では処理効率が低く、汚泥バルキングが頻繁に発生していました。プラントは、敷地面積を拡大することなく、処理能力の向上と安定性の改善を必要としていました。
MBBR改修ソリューション
既存の曝気槽を2段階直列MBBRシステムに改造しました。第1段階では主に生分解しやすい有機物(BOD/COD)を除去し、第2段階では難分解性化合物とアンモニア態窒素を除去しました。MBBRメディア(Φ25 mm)を充填率55%で使用しました。MBBRシステムは固定膜構造であるため、浮遊成長型システムに比べて毒性物質に対する耐性がはるかに高くなっています。
改修結果
● 処理能力が40%向上し、拡張後の需要に対応しました。
● COD除去効率が78%から92%に向上しました。
● 汚泥の膨張は完全に解消されました(MBBRシステムは汚泥の返送を必要とせず、膨張の問題もありません)。
● 運転安定性が大幅に向上し、流入量の変動時でも排水は基準値を満たし続けた。
● 年間運営コストを約350,000万米ドル削減。


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